柵の外へ出るDigit 5。Agilityが実績に挙げる安全評価は、柵で囲った作業セルで受けたもの
Agility Roboticsが2026年9月15日、安全柵なしで人の近くで働けるよう設計した新型ヒューマノイド「Digit 5」を発表した。発表文が土台に挙げる「OSHA基準の第三者現場評価」は、同社の説明ではDigit 4を柵で囲った作業セルで受けたもの。人型ロボット向けの国際安全規格ISO 25785-1はまだ委員会原案の段階にある。
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Agility Roboticsが2026年9月15日、安全柵なしで人の近くで働けるよう設計した新型ヒューマノイド「Digit 5」を発表した。発表文が土台に挙げる「OSHA基準の第三者現場評価」は、同社の説明ではDigit 4を柵で囲った作業セルで受けたもの。人型ロボット向けの国際安全規格ISO 25785-1はまだ委員会原案の段階にある。
植物の根やつる、種を手本にロボットを作ってきたイタリア技術研究所(IIT)のバルバラ・マッツォライ氏を、IEEE Spectrumが2026年9月22日に紹介した。同氏は7月にNature Machine Intelligenceで共著者2人と「Sustainability Robotics」を新しい学問分野として提唱した。これまでの試作機の性能と、実用までの距離を一次情報でたどる。
Boston Dynamicsが2026年9月21日、現代自動車グループの米ジョージア州の工場HMGMAの敷地内に、ヒューマノイド「Atlas」の訓練・試験拠点RMACを開設したと発表した。部品の順序供給を訓練し、2027年に約10倍の新建屋へ移る。現代自動車は8月に「6月に開所し年末までに10倍」と説明しており、約10倍への拡張は2026年末から2027年へずれた。
9月中旬、KinetixAI(超維動力)、LinkerBot(霊心巧手)、天機智能、西湖機器人の資金調達が日本語でも相次いで報じられた。元の発表と中国語の報道に当たると、9月に新しく資金を得たのは3社で、金額が明らかなのはKinetixAIの「5億元超」だけ。「受注1万台」は、天機智能では自社の説明、LinkerBotでは会社の発表を確認できない数字だった。
視覚障害者の探し物を代行する四足ロボット、高齢者の思い出話を覚えておく音声コンパニオン、家族の気配を運ぶロボットペット、失敗したときに人へ尋ねるべきかを決めるロボット。2026年9月にarXivへ出た査読前の論文4本を、被験者数と実験条件から読み解く。
三菱重工業とPreferred Networks(PFN)が2026年9月16日、資本業務提携を発表した。三菱重工は第三者割当増資でPFNに総額100億円を出資し、社会インフラと安全保障の機械・システムを自律化するAIを共同開発する。出資比率と具体的な開発対象は公表されていない。
NVIDIAが2026年9月22日、ROS 2向けのGPU高速化パッケージ群「Isaac ROS 5.0」を公開した。AIコーディングエージェント用の「スキル」を同梱し、独自の転送層NITROSを、ROS 2 Lyrical標準のrosidl::Bufferの上に作り直した。主要パッケージはApache 2.0だが、共通基盤はNVIDIA GPUでの利用に限るライセンスで、公式対応はJetson Thor・Orinなどに限られる。
Mobile ALOHAやDexCapの研究者が創業したReward AIが、テレオペレーションもロボット実機のデータも使わず、センサー付きの手袋で集めた人間のデータだけで学習するロボット方策「OM-1」を公開した。新しい作業は30分未満のデータで覚えるとする。一方で成功率や試行回数、使った機種は公表されておらず、モデルも非公開。同じ9月にarXivに出たSkel-WAM、DexTouch-WMと並べ、人の手からロボットを学ばせる3つの方法を比べる。
ugoが2026年9月16日、国内で設計・製造する車輪移動型の双腕セミヒューマノイド「ugo Nova」と、データ収集キット・収集代行・モデル開発支援を束ねた「ugo Physical AI Fabric」を発表した。2027年の量産開始を予定し、AIRoAの国産汎用ロボット開発コンペティションにも提案する。価格は公表されていない。
Waymoが2026年9月17日(米国時間)、シンガポールで完全自動運転の配車サービスを2028年に始める計画を発表した。2027年は訓練を受けた専門スタッフが手動で走る準備期間にあたる。陸上交通庁(LTA)はWaymoをComfortDelGro、Grabに続く自動運転事業者と位置づけ、影響を受ける運転手を再訓練し支える能力を超えて、自動運転の展開を先行させないと明記した。
2026年8月から9月にかけて、Unitreeの上場、AgilityのSPAC書類、GENIACのロボット基盤モデル採択、現代自動車の労使合意が続いた。HuRoC Mediaが追ってきた記事を、資金・量産・データ・人と社会の4つの軸で束ねる特集。
Nasdaq上場のSwarmerが2026年9月10日、ウクライナの地上ロボットメーカーRatel Roboticsの買収を発表した。確定分は現金720万ドルと株式106万株で、残りは2028年までの業績目標に連動する。2026年の売上目標7,700万ドルに対し、Swarmerの上半期売上は20万ドル。
矢崎総業・山善・Cuebusが、矢崎総業の裾野市の拠点「Innovation Hub – REN(錬)」で、ロボット倉庫「CUEBUS」から出庫した部品をヒューマノイドが受け取り次工程へ渡す実証を2026年9月21日に始める。公表されているのは工程と検証項目までで、機種・台数・終了時期・数値目標は未公表。
経済産業省とNEDOのGENIACで、多用途ロボット向けロボット基盤モデル公募の実施体制が2026年9月9日に決まった。29件の応募から13件、予算規模は合計240億円程度。採択先のugoは、双腕セミヒューマノイドで製造組立を自律化する触覚付きのVTLAモデルを自社工場で開発する。
PFNとPFRが、屋内移動ロボット向け環境理解基盤モデル「PLaMo-SemGround」の共同開発を始める。NEDOのGENIACロボット基盤モデル公募で申請29件から採択された13件の1つ。50現場以上のデータで2B級以下のモデルを作り、2028年度にPFR製品へ先行実装する計画だ。
科創板に上場した宇树科技(Unitree)の株価は、9月9日の終値513.93元で初日高値1,100元から53.3%下げた。上場公告書は流通株が発行後総株式の7.44%にとどまることを、招股説明書は2026年1-3月の扣非後純利益が52.55%減ったことを、上場前に開示している。
ヒューマノイド「Digit」のAgility Roboticsが Churchill Capital Corp XI との SPAC 合併で上場する。2026年9月4日にSECへ提出されたS-4によれば、2025年の売上は178万ドル、営業損失は1億4,018万ドル。監査を担当したGrant Thorntonは継続企業の前提に疑義を付している。
Arduino s.r.l. 主催・スイッチサイエンス共催の開発コンテスト「Arduino Physical AI チャレンジ」が2026年9月15日に応募受付を開始する。締切は11月24日、Final Stage進出5作品にUNO Q 4GBモデル、最優秀賞にVENTUNO Qが提供される。
ピッツバーグのARM Instituteが、国防総省ManTechの「OIB近代化チャレンジ」で約9000万ドルを獲得。会員15組織が全米12カ所の軍需製造拠点に、ロボットとフィジカルAIの実装を2年以内に届ける。
網膜色素変性症などで両眼が手動弁以下になった患者6人を対象に、STS 方式の人工網膜システムの企業治験が jRCT に登録された。実施は大阪大学・愛知医科大学・杏林大学の3施設、期間は2030年12月まで。
UBTECHは2026年上半期にフルサイズ・ヒューマノイドを921台販売し、収入は前年同期比1,445.0%増のRMB590.3百万に達した。同じ中間業績公告に載る作業成功率は「実験室環境で75%」。稼働率・MTBF・人の介入率を公表するメーカーはなく、測り方を定めた国家標準もまだ発行されていない。
深圳の視触覚センサー企業 Daimon Robotics(戴盟机器人)が2026年8月11日、Ant Group がリードする数億元規模の戦略ラウンドを発表した。主力センサーの有効センシング点は110,592、サンプリングは120Hz。技術系譜は MIT の GelSight から香港科技大の研究へつながる。
介護助手ロボット「Ena」を開発するEnacticが、2026年10月7〜9日の国際福祉機器展H.C.R.2026で、テスト機の展示と遠隔操作のデモ、トークセッションを予定する。Enaが担うのは洗濯・下膳・清掃などの周辺業務で、仕様や価格、実証の結果はまだ公表されていない。
Unitreeの国内正規代理店GMO AI&ロボティクス商事が、ヒューマノイド専用の保守車両「GMOヒューマノイド救急車」を9月に導入し、現場データで動作精度を上げる「GMO LOOP」を始めた。対応地域・料金・到着時間は未公表で、メーカー規約は転倒損傷を無償修理の対象外とする。
中国の協働ロボットメーカー JAKA が、Universal Robots 親会社 Teradyne Robotics の公表内容に対して差止めを求める法的手続きを開始した。特許の無効審判でも別特許での侵害提訴でもない。JAKA は法律顧問が2026年9月2日時点で自社に対する係属を確認できなかったとしている。
米Lyteが2026年9月2日、シリーズCで1億6500万ドルを調達。ポストマネー評価額16億ドル、リードはMaverick Silicon。累計は2億7200万ドル。ただし検出距離も分解能も顧客名も非公表のままだ。
ボストンの非営利ロボティクス拠点 MassRobotics が会員14社に実施した調査で、FCC の Covered List 追加を「有益」とした企業と「有害」とした企業がともに43%で割れた。米国内製造の企業は全社が有益と回答。対象は重量4.4ポンド超・200kbps以上の通信を持つ地上移動ロボット。
2026年9月1日、メドトロニックが香港の手術ロボット企業Cornerstone Roboticsへ約7億ドルを出資し、内視鏡手術システムSentireを米国外の承認済み市場で販売する権利を得ると発表した。出資比率とクロージング条件は非開示。
2026年8月31日、深圳の医療用外骨格メーカー Milebot(迈步机器人)が中信建投資本から「近1億元」のB輪戦略投資を受けたと発表。2025年業績は前年比約200%増としている。一方で承認は中国のⅡ類止まりで、自社の多施設RCTは従来訓練を上回らなかったと結論している。
NASA/JPLのCADREは、キャリーバッグ大のローバー3台と着陸機上の基地局で構成される。地上は「この領域を探査せよ」という広い指示だけを送り、リーダー選出・作業分担・経路計画・地中レーダーの同期はすべて機上で決める。Intuitive MachinesのIM-3でリーナー・ガンマへ向かう。
NVIDIA が2026年9月3日、Hugging Face の買収合意を発表した。8-K によれば株主向け約119億ドルに従業員リテンション最大約10億ドルを加えた構成で、成立は2027年前半。ロボティクス側では LeRobot と Isaac GR00T が同じ傘の下に入る。
Plus AutomationがSPACのTexas Ventures Acquisition III Corpと合併し上場する。2026年9月3日にSECへ提出された8-Kによれば、プレマネー株式価値は8億ドル。「6,000万ドル超のコミット済み資金」の実体は額面6,388万ドルの転換社債だった。
Pony.aiとUberが2026年8月13日、欧州5都市に2,000台超のロボタクシーを展開する提携拡大を発表した。確定しているのはザグレブ1都市のみで、残る4都市も時期も未公表。EUの型式認証はロボタクシー用途をまだ小規模枠に留めている。
Robot.comが2026年8月20日、給食大手Sodexoと7年の商用契約を締結。北米のSodexo運営キャンパスで歩道配送を拡大し、ロボット搭載広告にも広げる。同じ2026年6月、Starshipは米大学から1,200台を引き揚げていた。
国連 CCW の政府専門家会合が2026年9月、自律型致死兵器システム(LAWS)の特徴づけを含む最終報告書をコンセンサスで採択した。CCW 締約国は128か国。ただし合意されたのは条約ではなく「文書の要素集」で、法的拘束力はない。次は11月16〜20日の第7回運用検討会議。
FDAは2026年8月19日、オランダVitestroの自律採血装置Alettaを De Novo で認可。外来成人向けで、技師1人が最大3台を監督する。Clinical Chemistry掲載のADOPT試験では1,633人で初回穿刺成功率94.5%、有害事象0.6%。
ロボット学習データ基盤の米XDOFが12億ドル評価でシリーズBを交渉中と報じられた。ただし交渉中であり成立していない。同社の公式発表に金額の記載は一切なく、SECに提出されているのは2024年11月の Form D 1件、売却済み832万7,988ドルのみである。
ユカイ工学の「甘噛みハムハム」は、発売3周年の2025年7月にシリーズ累計7万匹を超えた。2020年の社内メイカソンで最初は反応が薄かった企画で、クラウドファンディングは目標50万円に対し1,148万円。機構の特許は2026年4月28日に登録された。
Agility RoboticsがSPAC上場のためSECに提出したForm S-4に、Digit v5の部品原価(BOM)の計画が載った。商用開始時は約15万ドル、年1,000台で約7.5万ドル、年1万台で約3万ドル。月8,500ドル・5年稼働という価格の前提と、原価が下がらなかった場合のリスク記載を読む。
日立製作所が2026年9月3日、社会インフラ向けAIソリューション群「HMAX」にデータセンター、サイバー、データ基盤、AI運用の4ソリューションを加えた。德永俊昭社長は基調講演で、HMAXが今年度末に売上5,000億円・利益率22%の事業になると見込みを示した。ロボット制御モデルの学習環境も含まれる。
Teslaが2026年9月3日、ハンドルもペダルもない2人乗りCybercabの商用運行をオースティンで始めた。NHTSAは同日、全FMVSS適合という自己認証の根拠を調べる監査照会AQ26002を開いた。Zooxが8基準の免除を得て台数上限を受け入れたのとは、別の経路をとったことになる。
WayveとUberが2026年9月3日、ロンドンで自動運転車の配車を始めた。英国で一般の利用者が乗れる初の自動運転配車で、区域は空港を除くロンドン。ただし免許を持つドライバーが同乗する試験運行の枠組みで、台数は「少数」とだけ公表されている。無人化には別の許可が要る。
カシオ計算機が2026年9月1日、AIペットロボット「Moflin」を立命館守山中学校・高等学校の保健室に追加導入し、生徒と教員の心理や来室行動への影響を2027年3月まで検証すると発表した。来室人数・滞在時間・再訪率と、1・3・7カ月時点の聞き取りで測る。
整形外科インプラントのEnovisが2026年9月1日、仏eCential Roboticsを企業価値1.55億ユーロで買収する拘束力ある買付提案を発表した。eCentialの510(k)は脊椎向けだが、Enovisの狙いは膝と肩。膝ロボットの米国限定リリースを2028年後半、肩を2029年に置く。
HeyGears のデスクトップ向けフルカラー3D&UVプリンタ「G1 シリーズ」が、2026年7月23日のKickstarter公開から約1か月で1,300万ドル超を集めた。造形ベッドから色付きのモデルを直接取り出せるという触れ込みだが、バッチ造形時間もプリントヘッド交換費用も未公開のままだ。
日本メカチカルが、UV硬化型3Dプリンタの未硬化レジン専用の水溶性洗浄剤「3DPR NFixa Protect」を発売した。引火点なしで臭気も抑え、天然由来のUV吸収剤で洗浄液中の未硬化樹脂が硬化して析出するのを防ぐという。ただし洗浄性能の定量データは公開されておらず、根拠は試験ユーザーの証言のみ。
住宅建設の工業化に取り組むReframe Systemsが4000万ドルを調達した。設備投資500万ドル未満のマイクロファクトリーで、年間に集合住宅500戸または戸建て250戸を作る設計。同社は従来工法比で3倍速く35%低コストと主張するが、根拠となる算定条件は公開されていない。
中国EV大手の小鵬汽車(XPeng)がロボット事業を分社し、9億ドル超を調達した。ポストマネー評価額は63億ドル超。自律ヒューマノイド「IRON」を2026年内に量産する計画だが、2025年11月の発表時と2026年8月の公式発表とでは、自由度も演算性能も数字が下がっている。
金沢のアルムが、京セラ・神戸製鋼所・ニデックマシンツール・日本マイクロソフトらと組み、大型切削加工の完全自動化を目指す共同開発プロジェクトを発足した。STEPデータを入れるだけで0.1秒単位で加工フィーチャーを認識し、工程設計からロボット制御まで自動生成するAI制御システムを共通基盤に据える。実施は2026年10月から4年間。
パナソニック ホールディングスが2026年10月1日付の組織変更を発表した。AI・ロボティクス、クラウド、データの専門人材と技術・開発機能を集約した「AI・ロボティクス研究開発本部」を新設し、グループCAIOの榊原彰氏が本部長を兼務する。現行のDX・CPS本部は「事業開発本部」に名称変更される。
EPFLらの研究チームが、モーター1基で泳ぐ魚型ロボットを、0.6m・1.1m・2.9mの3サイズで同一設計から製作した。サイズに応じて変えるのは尾を構成するグラスファイバーロッドの径だけ。論文は npj Robotics に掲載された。
横浜ゴムが、社内に蓄積された技術文書を検索して回答を生成するRAGシステムの本格運用を始めた。AIエージェントが検索計画の立案・情報検索・結果評価を自律的に繰り返し、回答とともに根拠となる元文書へのリンクを表示する。2020年策定のAI活用フレームワーク「HAICoLab」の実践環境を拡張する位置づけ。
花王・BANDAI SPIRITS・ライオンの3社が、生活用品の回収材をガンプラ「エコプラ」に再生する取り組みを始める。ライオンが集めた使用済みハブラシ(累計33.5トン・約268万本)と、花王・ライオンのつめかえパックが原料になる。第1弾の配布は2026年10月、ららぽーと新三郷。
MIT の研究チームが、3Dプリントしたブロックを組み合わせて形を変えても電気的な接続が切れないメタマテリアル「Bifur-circuits」を発表した。外部配線なしで自分がどの形になったかを検知でき、1万回超の圧縮でも導通を保つ。東京大学とミシガン大学が共同研究に参加し、資金は科学技術振興機構が出している。
Hugging Face 傘下の Pollen Robotics が、高さ25cm・重さ800gの二足歩行ロボット「Microduck」の予約を2026年8月27日に開始した。399ドルという価格に加え、SDK・シミュレーション・強化学習の訓練スタック一式が Apache 2.0 で公開され、出荷済みの7つの挙動はすべて再学習できる。
Teradyne Robotics が、中国の協働ロボットメーカー JAKA のドイツ子会社を欧州統一特許裁判所(UPC)コペンハーゲン地方部に提訴した。対象は Zu / Pro / S / AL / A / Mini の各シリーズ。同社は2026年2月にも Elite Robots のドイツ法人を提訴し、4月に仮処分を得ている。
スポットワークのタイミーと、ヒューマノイド「D1」を手がけるジールスが、フィジカルAIの学習データを集める新しい仕事カテゴリの創出に向けて共創パートナーシップを締結した。案内・受付・物品の受け渡しといった現場業務を、データ収集の設計込みでスポットワークにする構想。開始時期・規模・報酬はいずれも未定。
クイーンズランド大とニューサウスウェールズ大の研究チームが、体長最大8.5cmのオオゴキブリに小型注射器とカメラを載せ、遠隔操作で被災者に薬剤を投与する「Paraborg」を発表した。15cm以内からの注射は95%成功する一方、移動・位置合わせ・注射の全工程では72%にとどまる。
米国立科学財団(NSF)が、5年間で9000万ドルを投じて3つの科学技術センターを新設すると発表した。うち1つはテキサス大学オースティン校を拠点とする「Center for Human and Robot Co-Adaptation」で、ロボットが人から学び、人に合わせて物理的にも認知的にも適応する手法を扱う。
カリフォルニア州サリナスのReservoirが、John Deereとの3年間・1000万ドルのパートナーシップを発表した。実験室ではなく実際の農地に置いたロボティクス拠点で、スタートアップの参加費を補助して参入障壁を下げる。2026年春の開設以来、すでに20社超が入っている。
2026年8月22日から26日まで、北京の国家スピードスケート館で第2回世界ヒューマノイドロボット運動会が開かれた。6大陸16か国から666チーム・2056台が参加し、51種目1301試合を実施。100m走の記録は前回大会の21.50秒から8.64秒に短縮された。
BYDが、触覚センサーを手がけるPaXini Techとの関係を出資先から戦略パートナーへ格上げした。BYDは車両・部品の製造工程と工場環境、サプライチェーンを提供し、PaXiniのロボットの実地検証の場とする。そこで生まれる稼働データが、身体性AIの学習に回る構図になる。
自律トラックのGatikが、カタール投資庁とKoch Disruptive Technologiesがリードするシリーズドで2億ドルを調達した。すでに完全無人での配送を8万5000件完了し、定時運行率は99%、契約済み売上は6億ドルを超えるという。一方で評価額と累計調達額は公表していない。
現代自動車の労働組合は2026年の賃金交渉で、AI導入に伴う雇用保障を要求に掲げ、8月21日に約3万8千人が全面ストに入った。8月25日の暫定合意は「フィジカルAIとロボティクスの導入は生存に不可欠」と労使で確認し、情報共有と技術職500人の新規採用を盛り込んだ。
NSKマイクロプレシジョンとそろはむが、外径8.0mmの精密ベアリングを搭載した直径35mmの投げコマ「ビッグウィングpico」を発売する。既存モデルの約41%の直径で、ベアリングはデータセンターの冷却ファンモーターにも使われる同社製。価格は6,600円から。
ロボティクス基盤モデルのGeneralist AIが30億ドル評価で資金調達したと報じられたが、同社の公式発表は存在しない。一方でSECに提出されたForm Dには、募集総額2億822万ドル・売却済み1億9822万ドル・初回売却日2026年8月7日という数字が記載されている。評価額とリード投資家はこの書類にも載っていない。
軸受で世界3位の日本精工(NSK)と、2025年11月設立のヒューマノイド企業アトムが、国産ヒューマノイドAIロボットの開発に向けた基本合意書を締結した。NSK製アクチュエータをアトムの実機に載せて共同検証し、あわせてNSKの製造現場でフィジカルAIの学習データを収集する。
宇树科技(Unitree)が2026年8月19日、上海証券取引所の科創板に上場した。発行価格150.80元、発行後時価総額は約609億元、発行PERは219.23倍で業界平均の5.7倍。招股説明書によれば、ヒューマノイドの出荷は2024年412台から2025年5,511台へ増えた一方、平均単価は26.04万元から16.64万元へ36.1%下落している。
倉庫ロボットのGeek+(香港上場)が、双腕・3指ハンドの車輪型ヒューマノイド「Gino」を国際物流総合展2026で日本初公開した。日本法人の発表は1タスクあたり約30%の時間短縮を示す一方、自由度や可搬重量、国内の導入時期・導入先は書いていない。開示では具身智能の研究開発に半期で4,450万元を投じている。
イマクリエイトのMR溶接シミュレーションツール「WeldNext」がVer.2.0.0になり、ユーザー企業のCADデータを実物と同じ寸法でMR空間に取り込めるようになった。人材育成のための訓練ツールから、本番前に手順とリスクを洗い出す現場用ツールへと位置づけを変える更新になる。
Skild AI が、ロボット基盤モデル「S1」を公開した。言語で指示するのではなく、動画のデモンストレーションをそのままプロンプトにする方式で、ファインチューニングなしに未学習の長時間タスクを実行する。未学習タスクの成功率は言語プロンプト方式の9%に対し66%。ただしパラメータ数もアーキテクチャも非公開。
後付けキットで既存の油圧ショベルを自律化する Bedrock Robotics が、2026年8月17日、運転席に人を乗せない状態での実案件稼働を発表した。ネバダ州の浄水施設、テキサス州の大規模造成、120万立方ヤードの土木造成の3現場。累計調達額は3億5000万ドルを超える。
DMM.com のサービス「ちょこんとフィギュア」の累計制作数が1万体を突破した。スマートフォンで撮った写真1枚をAIが3Dデータ化し、フルカラー3Dプリントで造形する。基本価格は税込2,980円から、納期は最短2週間。あわせてマグネットや上半身フィギュアの新ラインナップを追加した。
レスキューロボットコンテスト2026の本選が2026年8月8日・9日、神戸市のしあわせの村で開かれた。最高賞のレスキュー工学大賞は、近畿大学福岡のチーム「レスキューHOT君」。選考理由には「やさしさ」と「迅速性」という一見相反する要素を両立した点が挙げられている。
米EXLが、AIデータのアノテーション企業iMeritの買収を2026年8月3日に完了した。総額は最大3億1000万ドルで、うち1億7000万ドルが前払い、1億4000万ドルが2年間のマイルストーン連動。テキスト・画像・動画・音声・LiDARを扱う体制が、ロボティクスと自動運転向けのAI基盤として位置づけられている。
ドレクセル大などの研究チームが、人がロボットのミスをどう処理するかを脳活動・ホルモン・行動の3層で同時に測った。身ぶりや相づちのある「表情豊かな」ロボットが誤ると、その後の助言に従う割合が半分以下に落ちた。オキシトシンは信頼が下がる場面で逆に上昇していた。
2026年7月5日、韓国・仁川で開かれたRoboCup 2026で、両チーム11体ずつのヒューマノイドロボットによるサッカーの試合が初めて実機で行われた。ブレーメン大のB-Humanがライプツィヒ工科大のHTWK Robotsを4-0で下している。1997年に掲げられた「2050年に人間のワールドカップ王者を破る」という目標に対する、駒の進み方を測る一戦になった。
Human-Robot Commons(HuRoC)が、 ファーストライト・キャピタル主催のフィジカルAI特化起業家支援プログラム「フィジカルAI Thinka」の場で、 富士通の共創拠点 Uvance Innovation Studio にてリバースピッチを実施
倉庫向けAMR大手のLocus Roboticsが、把持技術のNexera Roboticsを買収した。柔軟なメンブレン構造とAI把持知能を組み合わせたエンドエフェクタは5年・6世代にわたって開発され、数千時間・数千万回のピッキングで検証されたという。吸着だけでは対応できない3〜4割のSKUが狙いになる。
Human-Robot Commons(HuRoC)が、 大田区商店街連合会の皆さまと、 商店街をフィールドとしたヒューマノイドロボット・フィジカルAIのPoC(実証実験)について意見交換を実施。 100を超える商店街が抱える現場の役割とニーズに触れた
Human-Robot Commons(HuRoC)が、 川崎重工業が羽田に開設したソーシャルイノベーション共創拠点「CO-CREATION PARK - KAWARUBA」を訪問。 ヒューマノイドロボット・フィジカルAIの社会実装について意見交換を行った
Anthropic が、社内 69 名の私物を Claude モデルに代理売買させる1週間の市場実験「Project Deal」 を実施。Opus 4.5 と Haiku 4.5 で代理させると、 同じ品物でも Opus 経由の方が平均3.64 ドル高く売れ、 不利を被った Haiku ユーザーは差に気づかなかった。
AI 補聴器スタートアップ Fortell が、 カスタム低レイテンシチップと spatial AI を組み合わせた 6,800 ドルの補聴器を 2025 年 12 月に NYC で上市。NYU の盲検試験で雑音下の音声明瞭度を対照比 9.2dB 改善し、 創業者は Butterfly IQ 出身の Matt de Jonge 氏。
MIT EECS と Anantha Chandrakasan 教授グループが、針先ほどの大きさで動く ASIC を開発。量子コンピュータ時代に備えた Post-Quantum Cryptography(PQC)を、既存実装比 20〜60 倍のエネルギー効率で実装し、ペースメーカーや埋め込み型バイオセンサに適用可能にした。
Prusa Research と Bondtech が共同開発した8ノズル toolchanger「INDX」 が CORE One/CORE One+ 用に発表。 誘導加熱で空のパッシブノズルを瞬時に温める仕組みで、 ツール交換時のパージ材は約 13mg、 交換時間は約 12 秒。 Founders Edition は €669 / $749 から。
ノルウェー発の米国ロボット企業1X Technologiesが、家庭用ヒューマノイドロボット「NEO」のプレオーダーを開始した。本体価格は20,000ドル、月額499ドルのサブスクリプションも選べる。OpenAIとSamsungが出資する1Xが、消費者市場へ最初に降ろした1台だ。
Boston DynamicsとToyota Research Institute(TRI)が、単一のLarge Behavior Model(LBM)で電動ヒューマノイド「Atlas」全体を制御し、長時間の梱包・分類・整理タスクを自律実行するデモを公開した。
Human-Robot Commons(HuRoC)準備会が2026年4月22日、大田区役所を訪問。鈴木晶雅区長に対し、HuRoC EXPO 2026 の構想と、大田区を「ヒューマノイドロボットの実証プレイグラウンド」と位置づける下町発の社会実装プロジェクトについて報告を行った。
ソニーAIが開発した自律卓球ロボット「Ace」が、エリート選手5名との対戦で3勝、Tリーグのプロ選手も含む追試では3名全員から少なくとも1勝ずつを奪った。論文は2026年4月22日付のNature第8110号に掲載され、コードと評価環境が公開されている。
Bambu LabがWebツール集「MakerLab」上で、3Dモデルの曲面に直接テキストや画像を貼り込める新機能「Mesh Graffiti」をベータ公開した。CADでジオメトリを編集することなく、ブラウザ上で印字や色割り当てまで済ませられる。
ウクライナのフェドロフ国防相が、2026年上半期に2.5万台の地上ロボットシステムを契約する計画を2026年4月18日に発表した。2025年通年の調達数の倍に相当する。3月単月だけで地上ロボットによる兵站・避難ミッションは9000件超に達している。
東京大学生産技術研究所が運営する小中学生向け研究プログラム「UTokyoGSC-Next萌芽コース」が、2026年度の受講生40名を募集する。応募締切は2026年5月9日、5月24日から2027年3月14日まで全12回の活動が予定されている。
3Dプリンター商社のAPPLE TREE株式会社が、大阪市西区北堀江のQUADRA KITAHORIE 1Fに、3Dプリンターラボ兼ショールーム「DeepMaker」を2026年4月14日付で開設した。同社の3Dプリント靴ブランド「STARAY」北堀江店を改修し、設計から仕上げまでを一拠点で体験できる予約制施設とした。
米陸軍がニュージャージー州ピカティニー兵器廠に、3Dプリンタ50台超を集約した製造拠点「Additive Makerspace」を2026年3月19日に開設した。プラスチック・金属・セラミック・複合材まで対応し、設計から試作・部品製造までを一拠点で回せる構成だ。
Bambu Labと中国のファミリー向けエンタメ企業melandが、深圳の大型商業施設に5〜12歳向けの3Dプリント体験施設を開設した。施設内には約100台の3Dプリンタで1週間で制作された3Dプリント都市「CyberBrick」が常設されている。
Honda、慶應義塾大学、大阪大学が、高度AI人材育成と最先端AI技術開発を一体化した産学連携プロジェクト「BRIDGE」を、2026年4月から始動する。慶應とは「自我を持つAI(BuddyAI)」、阪大とは説明可能なAIをテーマに、各キャンパスへ協働研究所を設置する。
中国深圳市の金石華塑科技(Jinshi Huasu Technology)が、Bambu Lab製3Dプリンター約5,000台を並べた量産ファームを運営している。年内に10,000台への拡張を予定し、干支フィギュアなどの消費者向け製品からカスタム工業部品へと用途を広げつつある。
MyMiniFactoryが3DモデルプラットフォームのThingiverseをUltimakerから買収したと2026年2月12日に発表した。両者を合わせたユーザーは約800万人規模で、新ブランド「SoulCrafted」のもと、人間が制作した造形可能なデータを優先する方針を打ち出した。
ソフトバンクロボティクスが、SBフレームワークスの川崎事業所に高密度自動倉庫AutoStoreを含む物流自動化ソリューションを提供する。ロボット160台、ビン6万5000個、ワークステーション28台の規模で、保管能力は従来設備の最大4倍。最大揚高17mの3way高層自動フォークリフトも日本初導入する。